さぁちゅんです~♪
週末、私は地蔵盆で忙しかったのですが、オトーサンはどこへも行かず、ずっとヒマをもてあましていました。
とにかく一人ではどこにもいけないオジサンなので、日曜の朝は私が地蔵盆の後片付けから帰ってくるのを、「どっか、行こう~!」と待ちかまえていました。
「そうだ!奈良、行こう」ということで、
ま、とりあえず奈良方面に向けて出発。
女人高野で知られる「室生寺」を訪れました。
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室生寺は奈良県ですが、三重県の名張に車で20分ほどの県境にあります。
室生川にかかった朱色の太鼓橋を渡ります。

橋を渡った正面にあるのが、表門。(一般の見学者はここからは入れません)
「女人高野室生寺」の石碑が建っています。
女人禁制の「高野山」に対して、室生寺は女性の参拝を認めていたので「女人高野」と呼ばれています。

受付で600円を支払い、歩いていくと仁王門が見えてきます。
真夏の濃い緑に、仁王門の朱色が映えてとても綺麗でした。
両側には、赤と青の仁王様です。

周りに石楠花が植えられた鎧坂の石段を上っていくと、金堂の屋根が見えてきます。

石段を上りきると金堂があります。

その左手に本堂(灌頂堂)があります。

本堂の脇に石段があり、見上げると美しい五重塔が見えます。
12年前台風の被害を受け、その後、修復されています。
日本一小さな五重塔なのだそうですよ。

今回は「奥ノ院」まで上がってみることにしました。
階段をどんどん登っていきます。
これくらいじゃないんですよ・・・・!

ヒョエ~~!!すごい階段です!
先が全く見えません。
山の中とはいえ、真夏のことですから、とにかく暑かったです。
汗を拭き拭き、石段を一段一段踏みしめながら登っていきました。
階段の数は、約700段だそうです。

奥ノ院の舞台づくりの位牌堂がみえてきました。
階段もちょっとです。

到着~!
位牌堂です。
つい「無事に帰りつけますように!」と祈ってしまいました・・・・。

かなり登ってきました。
室生川沿いの建物がこんなに小さく見えます。

頂上?!
石塔が建っています。

登ったら下りなければなりません。
もう、ひざがガクガクしそうです。

「天然記念物室生山暖地性羊歯…」という石碑がありました。
室生寺・五重塔から奥の院までのあいだに、シダの群生地があるのです。
掲示看板によると、
「天然記念物室生山暖地性シダ群落
この地帯にはイヨクジャク、イワヤシダ、オオバハチジョウシダなど暖地性シダが群生している。
この群生は わが國のこれらの暖地性シダの分布の北限にあたるため 昭和三年十一月三十日天然記念物に指定された。」
ということで、80年近くも昔に天然記念物に指定されたシダ群落のようです。

ヘロヘロになりながらも、無事、地上に下りてきました。
茶店で、かき氷のみぞれを食べました。(食べかけでスミマセン)
こんなにかき氷がおいしいと思ったことはありませんでした。
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