さぁちゅんです~♪
立秋の8月7日(火)、女人高野で知られる奈良県の「室生寺」を訪れました。
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室生川にかかった朱色の太鼓橋を渡ります。

太鼓橋の中央から見た室生川。

橋を渡った正面にあるのが、表門ですが、一般の見学者はここからは入れません。
「女人高野室生寺」の石碑が建っています。
女人禁制の「高野山」に対して、室生寺は女性の参拝を認めていたので「女人高野」と呼ばれています。

立秋のこの日、虫干しを兼ねて、室生寺宝物が慶雲殿で公開されていました。
曝涼とは虫干しのことらしいです。
8/8(水)~14(火)には曝凉展のダイジェスト版とも言える秘宝展も行われています。

仁王門。

両側には、赤と青の仁王様がいます。

弥勒堂。

中央の厨子に本尊弥勒菩薩立像(重文)、向かって右に釈迦如来坐像(国宝)。
とても美しいライティングがしてありました。
お堂の中は撮影禁止なので、望遠で撮っています。

金堂。
金堂内陣の拝観は別に400円が必要でした。
なので、入りませんでした。

本堂(灌頂堂)。

内陣中央の厨子には如意輪観音坐像(重文)。
お堂の中は撮影禁止なので、かなりの望遠で撮っています。

五重塔。
とても可憐な姿の塔です。
高さは16.2メートルで、屋外の五重塔では我が国では最小の五重塔です。

1998年の台風7号で、樹齢650年の杉の巨木が五重塔に倒れ掛かり、大きな被害を受けてしまったのですが、2年後に修復落慶しました。


バン字池と仁王門。
バン字池というのは、梵字で大日如来を表しているそうです。
このバン字池には「モリアオガエル」が棲んでいるらしいですよ~。

曝涼の日なので、本坊の表書院で無料のお茶席の御接待がありました。

お茶菓子は落雁で、徳川家と徳川5代将軍綱吉の生母 桂昌院の紋が入っていました。
お茶碗にも桂昌院の紋が描いてありました。
桂昌院は室生寺の修理復興に力(金?)を尽くした大スポンサーでした。
以来、女性の参詣を許し「女人高野」として親しまれるようになったのです。
室生寺の現在があるのは桂昌院のおかげということらしいです。
「室生寺 曝凉展」 (むろうじ ばくりょうてん)
開催場所 奈良県宇陀市 室生寺 慶雲殿
所在地 奈良県宇陀市室生78
開催 2012年8月7日9:00~15:00
入山料 大人600円、小学生400円
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