さぁちゅんです~♪
昨日は、オトーサンと大阪の国立文楽劇場に文楽を観に行ってきました。
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堂々たる構えの国立文楽劇場!
学生の時に一度行ったきりです。
どんな内容だったとか、どんな感想を持ったとか、全く覚えてません・・・・もしかして寝てたのかな?

公演中は撮影禁止です。
会場は思っていたよりも大きいですが、席の間が狭く、かなり窮屈でした。
ほぼ満席になりました。

「祗園祭礼信仰記」(ぎおんさいれいしんこうき)
金閣寺の段
爪先鼠の段
「桂川連理柵」(かつらがわれんりのしがらみ)
六角堂の段
帯屋の段
道行朧の桂川


「祇園祭礼信仰記」は、雪舟の孫娘の雪姫が、桜の木に縛りつけられ、散った桜の花びらを足で集めて爪先で鼠を描くと、その鼠が縄を食いちぎり雪姫を助けてくれるという内容。
秀吉らしき人物や、加藤清正らしき人物が出てきて、手助けしてくれて。
私には、設定も言葉も難しくてよくわからなかったです・・・・。
「桂川連理柵」はがらっとかわって、親子ほどの年齢差のある男女の恋愛もの。
語りが話し言葉に近くて、ちゃんと楽しめました。(ちなみに字幕が出ています)
落語の「胴乱の幸助」の中で、けんかの仲裁が趣味の幸助が、実際のことと勘違いして、仲裁しようと京都まで出かけて行く「お半長」のお話です。
京都の「柳馬場押小路の虎石町の西側」の帯屋の跡取り妻帯者アラフォーの長右衛門と、お隣の信濃屋の娘、14歳のお半。
この二人が心中するのです。
14歳って!犯罪やん!!
お半は小さい頃から、お隣のオジサン長右衛門を慕っていて、旅先での一夜の出来事で妊娠してしまいます。
お半は長右衛門を慕っていますが、長右衛門にはとってもいい妻もいて、「あれは過ちだった」と悔いています。
二人のことがぼちぼちウワサになり、家の中でも、イケズな継母と妻の嫁姑問題、金銭問題など、いろいろと問題が起こります。
お半が長右衛門と別れて、一人桂川に身を投げるつもりだと知り、長右衛門は今までの女道楽の罪滅ぼしにと、お半と心中する決意をするという内容です。
お半がすごくかわいいので、スケベ親父の長右衛門が全く持って許せん!という気になります。
このオヤジ、心中すると決めたのも、お半のこととか考えてじゃないし!
やっぱ許せん!!
長右衛門が死んだあとは、スキャンダルにまみれ、お店はイケズな継母の天下ってこと?!
残された奥さん、めっちゃ気の毒・・・・ホンマにヒドイわ~。

驚いたことに、何と!文楽には休憩時間ってものが、ほぼありません!!
長い長~~い4時間以上の公演時間なのに、出し物と出し物の間に、20分ほどの休憩がたった一度あるだけなんです。
この時間にみんながいっせいにロビーでお弁当を食べます。
絶対的に席が少なすぎます。
何とか、無事に席を確保出来ました。。

「なんば高島屋」で開催されていた「春の大北海道展」で、お弁当を買っていきました。

札幌「かに工房」の「かに弁当」1050円と、五稜郭「谷ふじ」の「かにちらし」1260円。
「かに弁当」、とってもおいしかったです。
急いで食べて、お手洗いにも行って・・・・と、とてもせわしなかったですけど。

ロビーに飾られた浄瑠璃の人形。

公演が終わってから、館内の資料室を見に行きました。
実際の舞台(床というそうです)の写真は撮れませんでしたが、セットはこんな感じです。





このお人形は実際に持たせていただけます。
通常は2人で使うものですが、これはその他大勢の人形なので一人で使います。
左で頭を持ち、右手を袖に入れます。
4時間以上の文楽鑑賞、いやぁ~めっちゃ疲れました~!
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