さぁちゅんです~。
日曜日に奈良に車で遊びに行ってきました。
高速など使わずに大体1時間半ほどで到着します。
先週、奈良に行ったときには、すごい渋滞で大変なことになっていましたが、今週はすいすい空いていて全然違いました。
先週は「さわやかな5月」、今週は「蒸し暑い6月」というイメージの差でしょうか。
観光シーズンってこういうイメージで成り立っているような気がします。
「
大和cafe」でランチを食べた後、15分ほどてくてく歩いて、世界遺産 興福寺までやってきました。

興福寺 五重塔。
高さ50mの五重塔は、大仏殿と並ぶ奈良のランドマークです。
来年度から、約120年ぶりに大規模修理にとりかかることになりました。
来年度は屋根のふき替え工事が始まるそうです。

興福寺 中金堂。
平成30年に天平様式で再建された「興福寺の中心」となる巨大な仏堂です。
2021年1月8日以降、一時的に拝観を停止しています。
再建の途中ずっと出来上がったら見に行きたいと思っていたのですが、実際にはまだ一度も入ったことがありません。
ぜひ次回の公開時には拝観しに行きたいです。

興福寺 南円堂。
「西国三十三か所」第九番札所となっています。

興福寺 国宝館。
3~4年ぶりに入館しました。

現在日本の国宝仏として指定されているのは128。
その内奈良県所蔵の仏像が74。
さらにその内の興福寺所蔵が17。
日本一の所持数です。
その大半が国宝館に安置されており、一度に20以上もの国宝の仏像を拝見することができます。
当たり前ですが、館内は撮影禁止です。

中でも人気は、阿修羅像(あしゅらぞう)です。
美少年の仏像で、3つの顔と6つの腕が特徴的。
3つの顔は全てとてつもなく美しいのですが、それぞれ微妙に表情が違う。
右は幼少期の顔、左は思春期の顔、正面は青年期の顔とされています。
館内はほとんど客がいなくて、一度に複数の警備の人から注視されるので、ぼーっとして見とれているのは恥ずかしいです。
国宝館では、仏像と客の距離が大変近く、間にガラスなどの仕切りもないので、警備は厳しくしないといけませんからね。
もしものことがあれば、国家的損失です!
館内は人もまばらで、時間の許す限り、ゆっくりと拝見させていただきました。

奈良公園の鹿ちゃんたちです。
画像でどうぞなごんでくださいませ。


