今回の記事には反感をお持ちの方もあるかもしれませんが、私個人の率直な感想ですので、どうぞお許しください。
今年の元日早々、ランチに行って、とても悲しい思いをいたしました。
すぐにはブログにも書けないほど、すごくがっかりして、それにかなりムカついておりました
行ったお店は八坂神社境内にある創業480年という老舗料亭「中村楼」です。
年末年始に旅行も遠出も無理だということで、2か月ほど前に予約を入れて楽しみにしておりました。
なのに・・・・です
一休.comで予約したのですが、
サイトにも、前日のメールにもこんな
お席の写真が載っていました。

確かに「蔵を改装したテーブル席でのご案内になります」という一文はありましたが、お座敷はいっぱいだから、こんなカウンターの席しか無理なんだろうな、まぁ仕方ないなぁと思っていました。
ところが、なんと、これはその「蔵を改装したテーブル席」などでさえなかったのです!!!
では、事の次第をご覧ください。

元日、ワクワクしながら、中村楼の門をくぐって中へ。

玄関で予約の旨を告げましたが、建物内に入るのかと思いきや、そのまま後戻りして、なぜか門を出て、こちら
へと案内されました。

案内されたのは、こちらの別棟の茶店みたいなカフェのお席です。
ここはかき氷とかソフトクリームとか食べに入ったことありますよ。
ここって、ここって茶店ですよね・・・・まさか、こんなことって!!
しかも、この茶店の出入口のレジの前の階段の下の席に案内されました。
入り口でまわれ右して帰りたいくらいでしたが、予約してあるし、何も知らずに一緒に来たオトーサンもいるし、仕方なく席に着きました。
始終、ドタバタドタバタと頭の上から階段の上り下りの足音が響き、初詣帰りの家族連れで満席で、子供たちも騒いでいます。
元旦にちょっといい食事をしようかというときに、頭の上の階段を土足でドタバタ上り下りされる身にもなってみてください。
ホントに悲しい気持ちになりました。
席が足りないなら、断っていただきたかったです。
きっと他のお店でおいしく楽しいランチをいただけましたよ。
茶店の狭いテーブルに、ぎっちぎちに食堂の定食のようにお料理が並べられました。
薄暗くて料理の色も見えないほどの照明です。
風情もへっちゃくれもありません。
そんな中で食べたお料理は、味付けも塩辛いものが多く、お雑煮も運ばれたときにはすでに生温くて、ちっともおいしいとは思えず、ほんとに値打ちの無いものでした。
このお店ではたぶん一番安いランチだろうとは思いますが、それでも2人で八千円近いお値段です。
心底がっかりしました。
わざわざ「伝統と雰囲気のある」なんて謳って宣伝し、メールの写真も全く別の席のものを送ってきて、これはもう、これはもう!詐欺まがいじゃないですか?
こんな店に2か月も前から予約して、ウキウキと行ったことが悔やまれます。
地元で愛されている普通のお店に行けばよかったと、元旦早々後悔しなければいけませんでした。
時間もお金も返してほしいくらいです。
一見さん(観光客?)相手の商売の京都の一番悪い面の出ているお店ですね。
最近はそういうお店が減ってるので、油断していました。
今後は用心してお店を選ぼうと思います。
食べてる時には、騒がしくて、あまりに薄暗くて何を食べさせられてるのかもよくわかりませんでしたが、スマホのカメラの性能が良くて、料理はきれいに撮れていましたので、画像載せておきます。




唯一の救いはご飯が炊き立てでおいしかったです。

黒豆を入れ忘れてたとかで、最後に持ってこられました。
隣の席に、私たちと同じように、迎春弁当を黙々と食べているご夫婦がおられました。
お互い、ひどい目に会いましたね・・・・
そそくさと食べて30分ほどでお店を後にしました。
«追記»
先ほど、一休.comの「中村楼」のページを確認したところ、
私たちが食べたものと同じようなランチのプランの注意事項として
「お部屋の指定は出来ません。
イス席でのご案内となります。
※写真はイメージです。」
と、記載が変更され、写真も別のものに変わっていました。
自信があるなら、あの茶店の階段下のレジの前の席の写真を載せればいいのに
一休.comのレビューにも書き込みましたが、お店からの返信は全くありませんでした。
やっぱり安い客なんか相手にしてないんだな・・・・。
「二軒茶屋 中村楼」
住所 京都市東山区祇園町 八坂神社鳥居内
電話 075-561-0016