さぁちゅんです~♪
今年の2月から「西国三十三所巡礼」を始めました。
三連休二日日の7月20日、西国三十三所の第33番札所 谷汲山華厳寺に行ってきました。
2月から巡礼を始め、これで西国三十三所満願と成りました。
今年は梅雨明けが遅く、朝出発するときには雲行きが怪しくて、自動車で走っている間にどしゃ降りになってしまい、もう引き返そうかと思ったほどでしたが、谷汲山に着いた時にはすっかり夏らしいいいお天気になりました。
思い返してみると、今回の西国33所巡礼の最初にご朱印をいただいた第17番六波羅蜜寺に行った時だけは雨降りでしたが、そのほかはすべていいお天気でした。
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有料の駐車場(1回300円)に車を停め、参道を歩いていきます。
「谷汲山華厳寺まで八丁半」とありましたので、およそ1km弱歩きます。
木陰が気持ちのよい散歩にちょうどいい道なので、それほど長くは感じませんでした。
参道には、たくさんのお食事処やお土産屋さんが並んでいます。

仁王門。
両側には運慶の作と伝えられている仁王像がいらっしゃいます。
太い格子がはまっていて、うまく写真を撮れませんでした。

仁王門をくぐると、目についたのは「三十三度石」。
満願のお寺だけあって、33所にちなんでいるのでしょうね。

境内は厳かな雰囲気が漂っています。

百度石がありました。

手水舎。

石段を上がると本堂です。

本堂。

「西国三十三番満願霊場 谷汲山華厳寺」の石碑と、ハート形がキュートな石の灯篭。

登りきったところで、下を振り返ってみると、緑が美しい~!

ご本尊は十一面観世音菩薩。
秘仏となっています。
「戒壇めぐり」をさせていただきました。
100円。
暗闇の中を歩き、本尊につながっている錠前にふれれば願いが叶うとのこと。
清水寺にも「胎内めぐり」というのがあり、やったことがあります。
清水寺では、数珠状の手すりを探って進むのですが、ここは、右側の壁のどこかにある錠前を探しながら暗闇を進んでいきます。
曲がりくねっているうえに、足元にアップダウンもあって、なかなかスリリングなコースです。
壁を上下にさすりながら進みます。
錠前は思っているような小さいものではなく、かなり巨大なものでした。
暗闇で見えないので、大きさはたしかめられませんでしたが、あまりに大きいので、うっかりすると、壁の一部だと思って、スルーしていまいそうです。
金属の感触を手に感じたら、それが錠前です。

満願堂。
本堂のちょっと先にあるのですが、ほとんどここまで来る人はないようでした。

満願タヌキ。
満願堂の周りには、なぜかユーモラスなタヌキがいっぱいありました。

笈摺(おいずる)堂
笈摺と言うのは、巡礼装束で着物の上に羽織る衣のことです。
巡礼で使っていた笈摺や杖などを奉納し満願とするようです。
すごい数が奉納されていました。
それと、千羽鶴もたくさん奉納されています。
「おいずる」ではなく、音つながりで「おりづる」でもOKということなのでしょうか?
わかりません。

苔ノ水地蔵。
身体の部分で悪いところ、 気になるところに、水に濡らしたお札を貼って祈るというものです。
私もズバリ頭に1枚貼ってきましたよ。

精進落としの鯉。
本堂入り口の柱に青銅の「鯉」が貼り付けてあり、満願のお参りの後になでると精進落としになるそうです。
よく見るとちゃんと「阿吽」になっています。
御朱印をいただきました。
満願のお寺なので、御朱印は3枚一組で900円です。
現在(本堂・観音堂)、過去(満願堂)、未来(笈摺堂)の3つになっています。



満願を果たし、うれしい反面、すごくさびしいです。
御礼参りに、善光寺と高野山に行くといいのだと聞きました。
少し遠いですが、ぜひ行きたいと思っています。
こちらにも京都のおいしい情報満載です。


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