さぁちゅんです。
こんばんは~♪
この週末は、2日間ともしっかりと雨にたたられてしまいましたね~!
何だかそんした気分です・・・・。
今日はとっておきの京料理ランチをご紹介いたしましょう~。
今日のランチは「ごはん処 矢尾定」(四条通新町下ル東側)に行ってきました。
京都らしいお店の雰囲気、おいしい料理、お手軽な値段、お店の方の対応・・・・どれをとってもイチオシのお店です~
明治創業の仕出し屋さんが、築80年の町家を改修、店舗に改装し、去年の秋に開店されたばかりのお店です。
ところで・・・・、
京都では「仕出し屋さん」っていうのが、どうもあちこちにたくさんあるよなぁ~と不思議に思われませんか?
家に客を招いてのホームパーティーなどは手作り料理でもてなすのが、現代のデキル奥様の常識ですよね~?
でも京都では、ちょっと前までは、お客さんに家で作ったものを出すのは失礼だという考えが普通で、プロのお料理でもてなすのが当たり前でした。
気の張るお客さんから、ごく親しい人まで、とにかくお客が来たら「仕出し料理」(=店屋物)を取るものだったのです。
ちなみに、「京の茶漬け」の話は「イケズ」の象徴みたいに言われていますが・・・・、
本当は、謙遜の表現で「茶漬け=本当は仕出し」を何か取りましょうか?という意味なんだと思いますよ~。
だから、そこの奥さんが急いで用意する様子もないし、食べ物もすぐに出てこないわけなんですね。
それをそういう習慣の無い地域の人には理解できなかったということだと思いますよ・・・・たぶん。
(まぁ~、ほんとにイケズの人もいるし、色々ですけどね・・・・)
いまでも年配の人は、店屋物を取ってくれるのが当たり前で、主人の実家では、さぁちゅん一家が遊びに行っても、例外なく、お寿司やお弁当を取ってくれます。
まぁ、義母がお料理が好きじゃないということもあるかもしれませんが・・・。
・・・・そんな仕出し屋さんが、お客さんに温かい料理を食べて欲しいとの思いで開店されたお店なのだそうです。

京料理店といっても、気軽なふんいきで、居心地がとっても良いのです。
壁には祗園祭の山鉾全ての「ちまき」が飾られています。
メニューは全てお手ごろ価格で、上限1200円!本当にありがたいです。
私はご主人のオススメの「ちらし寿司」900円をオーダーしました。
「ちらし寿司」は、お寿司屋さんのものとは全く違います。
具は全て味がつけられていて、醤油はかけません。
寿司飯には細かく切って煮た具が、混ぜ込まれています。
コレは絶品!

揚げびたし、酢の物、赤だし、佃煮がセットになっています。
どれもほんとにおいしいの~~。
こちらはオトーサンが頼んだ「松花堂」1200円。
赤だしと小鉢がついています。
これだけのお料理がこのお値段とは、値打ちがあります!
オトーサンの「松花堂」の中に入っていた「麩まんじゅう」です。
柚子味の味噌あんが入っていておいしかったです~。
オトーサンはもち米アレルギーがあって食べられないので、私が代わりにいただきました!
ごちそうさまでした~(*^_^*)
このお店なら、私、毎日行ってもだいじょうぶな自信があります!
また行きま~す。
「矢尾定」 ホームページ
TEL 075-351-3518
京都市下京区新町通綾小路上ル四条町361
11:00~20:00
水曜休