さぁちゅんです~。
先週、信楽に行った際に、滋賀県立陶芸の森 陶芸館で、特別展「岡本太郎 アートの夢-陶壁・陶板・21世紀のフィギュア造形」~大衆にじかにぶつかる芸術を~の展覧会があるのを知り、日曜日に観に行ってきました。

「滋賀県立陶芸の森」は、滋賀県の信楽にあり、一山全てかと思うほど広大な公園で、信楽焼はもちろん、世界の陶芸に出会うことができる陶器のテーマパークです。
陶芸館、信楽産業展示館、創作研修館のほか、園内には野外展示も点在しています。

こちらが「陶芸館」です。
建物の近くまで車で行けます。
この日は第3日曜日で、何と!滋賀県在住の人は無料招待日となっていました。
知らずに行ったのですがラッキーでした。

(画像はHPより拝借しました。)
展示の前半は、近代建築に使われた装飾陶器などを中心とした展示でした。
石のレリーフなのだと思っていた多くの装飾が焼き物だと知って驚きました。
後半の展示は、岡本太郎の作品と、21世紀のアート「フィギュア」です。
ここからは撮影OKでした。
芸術家・岡本太郎は、「一般大衆にじかにぶつかる、社会に開かれた芸術を実現したい」との考えから、人々が直接に触れられるパブリックアートや量産品のデザインを手掛けていきます。

1970年の万博の「太陽の塔」の「黒い太陽」は信楽で制作されました。

「犬の植木鉢」。
焼き物としてアートの量産を試みています。

岡本太郎デザイン「太郎のプランター」

どちらも岡本太郎デザインの
左のハイヒールの形のものが「あゆみ」
右が「むすめ」

岡本太郎のデザイン作品かと思いきや、これはメキシコのメテペックの民芸品の焼き物のようです。

信楽で焼かれた岡本太郎デザインの「坐ることを拒否する椅子」。
人と直に触れ合うアートの代表作として全国に多数存在しているそうです。
なぜ、この椅子は坐ることを拒否するのか?
岡本太郎にとって「生活は、芸術であると同時に闘いで、ただ快適でズルズルするような生き方は、違う。」のだそうです・・・・よ。

「坐ることを拒否する椅子」ミニチュア。

岡本太郎デザインのティーセット。
実用できるアートです。

最後は「21世紀のフィギュアの世界-新しいアートの息吹」。
二次元のアニメやマンガを三次元に仕上げるフィギュアの展示でした。
21世紀のアートとなっていくのでしょうか。
フィギュアのこれからが楽しみですね。
最後にインターネット割引券を貼り付けておきますね。



特別展「岡本太郎 アートの夢-陶壁・陶板・21世紀のフィギュア造形」~大衆にじかにぶつかる芸術を~
会場
滋賀県立陶芸の森 陶芸館
開催期間 2023/07/15(土)~2023/12/17(日)
展示替えのため9月26日~9月29日は休館
開催時間
09: 30 ~ 17: 00
休館日 毎週月曜日
料金
一般700円 高大生530円 中学生以下 無料